
効率的に水素水を飲むためにウォーターサーバーまでたどり着いたものの、水素の生成方法でどれがいいか悩んでいませんか?
水素の生成方法によっては、表記されている溶存水素量と口にするときに残っている量に違いがあるなんてことも結構あることです。
そこで生成方法ごとに異なる溶存水素量や特徴を調べてまとめました。
高濃度というアピールポイントだけに惹かれて選んでしまうと後悔の元。
あなたの満足できる水素水ライフを過ごせるウォーターサーバー選びの参考にしてください。
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水素水ウォーターサーバーを高濃度だけで選んではいけない理由
水素水は高濃度の方がいいというイメージを持っていると思いますが、濃ければよいということではないことをご存知でしょうか?
というのも、人間の体が一度に吸収できる水素量は0.4ppmと言われており、取り込んだ水素をすべて吸収できるわけではないからです。
取り込んだ水素の60%程度は吐く息と一緒に体外に排出されてしまうため、1.0ppm位が水素水濃度の適正値となります。
また、 水素の飽和濃度は常温・常圧においては1.6ppmが限界ということは科学的に証明されており、水素水を使ったさまざまな臨床試験では溶存濃度1.0~1.6ppmで行われることが多いです。
最近では耳を疑ってしまうくらいの超高濃度をアピールする水素水も出てきています。
しかし、1.6ppm以上の溶存水素量を表示している水素水サーバーや商品はウソかというとそうではありません。
水素を生成する方法の中で、「気体過飽和方式」という方式であれば数値上は限界値を超えることは可能だからです。
高濃度の溶存水素量を誇る気体過飽和方式とは?
(楽天市場「水素水サーバー 飽和方式」より)
気体過飽和方式は業務用で広く採用されている方式で、水を電気分解して取り出した水素に高い圧力をかけて水に溶け込ませる方式です。
高濃度の水素を大量に作ることができるという特徴があるため、パウチタイプの水素水はほとんどこの気体過飽和方式で作られています。
技術の進歩から高圧で押し込める水素量はどんどん増えており、1.6ppm以上の濃度をウリにしているパウチ水素水が増えています。
最近では家庭向けにも気体過飽和方式の水素水ウォーターサーバーが提供され始め、4.0ppmを超える高濃度サーバーも出ています。
高濃度でできた水素水に何か問題がある?
1.6ppm以上のパウチ水素水や4.0ppm以上の水素水ウォーターサーバー自体に問題はありません。
これらの数値は出荷前の溶存水素量であったり、サーバー内の高圧で押し込んだときの溶存水素量だという認識が必要です。
しかし前述の通り、常温・常圧では1.6ppmが水に水素を溶け込ませる限界であり、いくら高圧で押し込んだとしても飲むときには水素が抜けて行ってしまいます。
あなたも白濁するほどの小さい水素の泡ができている水素水ウォーターサーバーを見たことがあるのではないでしょうか?
高圧で押し込まれていた水素が通常の圧力に戻ってすぐに気体(水素の泡)となり、水に溶け込まずにみるみる抜けていっている状態です。
体内に入るまで高濃度のように勘違いしてしまいますが、口にする段階での溶存水素量ではないので注意しましょう。
ただし決して気体過飽和方式が悪いということではなく、溶存水素量は参考程度にしかならないということを覚えておいてください。
気体過飽和方式以外の水素生成方法
気体過飽和方式は高濃度で水素を摂取できそうなイメージを持ちますが、実際に口にするときの濃度がどの程度なのかはっきりしないのが悩みポイントです。
では、気体過飽和方式以外ではどのような水素の生成方法があるかというと、
電気分解方式
マグネシウム触媒方式
という2つの方法があります。
電気分解方式による水素水の濃度と特徴
(楽天市場「水素水サーバー 電気分解方式」より)
電気分解方式は家庭向け水素水ウォーターサーバーで多く使われている最もポピュラーな方式です。
その名の通り電気分解を利用する方法で、プラス・マイナス電極のある電解槽の中に水を通し水を水素水に変換させる生成方法です。
生成できる水素量は徐々に上がってきており、現在では最高1.0ppmほどを安定して飲めるようになっています。
電気分解自体は医療向けの電解水生成器でも採用されているため分解方式の信頼度は高いです。
しかし水に電極が触れるため、電極の金属が水に溶けだすといった報告が過去にはありました。
マグネシウム触媒方式による水素水の濃度と特徴
(楽天市場「水素水サーバー マグネシウム方式」より)
スティックタイプの水素生成によく使われるが、マグネシウム触媒方式というやり方です。
水とマグネシウムが触れると水素が発生するという化学反応を利用しています。
水素を生成させるための装置がコンパクトにできるメリットがあり、卓上タイプの水素水ウォーターサーバーに多いです。
逆に、水素生成能力は気体過飽和方式や電気分解方式ほど高くないため高濃度の水素水の摂取は難しくなります(溶存濃度0.2~0.6ppm程度)。
その分、価格が安く抑えられるというメリットはありますが・・・、効率の良い水素水摂取となると購入はおすすめできません。
なお、水素と同時に生成される水酸化マグネシウムは大量に摂ると下痢になりやすいという報告もあるので、その点もご参考に。
水素水ウォーターサーバーを選ぶときに忘れてはいけないこと
水素水ウォーターサーバーで効率よく水素を摂取したいと考えると、気体過飽和方式か電気分解方式のいずれかを選ぶべきでしょう。
口にするときの濃度を考えると双方に大きな差はないと考えられます。
しかし、水素水ウォーターサーバーを選ぶときには濃度以上に大切なことがあります。
それは水素水を作る水!
水に水素をしっかりと溶け込ませるためには、できる限りピュアな水(純水)のほうが望ましいのです。
しかし、ほとんどの水素水ウォーターサーバーでは水道水かミネラルウォーターを使っています。
水道水やミネラルウォーターに含まれる不純物(ミネラル含め)は、水素の溶け込みを妨げる不要なものです。
さらに言えば、水道水の安全性には疑問も。
いくら安全と言われている水道水でも、配水管のさびや汚れを通ってきた水は決してきれいとは言えず、水素水サーバーではあくまでも水に水素を加えるだけですから、元の水をきれいにする能力はありません。
また、ミネラルウォーターと聞けば体に良いと感じてしまいますが、健康にいいのは大人にとってだけということをご存知でしょうか?
胃や腸など内臓器官の未熟な赤ちゃんにミネラルウォーターを与えると分解しきれずに下痢になったり腎臓障害を起こす危険性があるので、せっかく赤ちゃんでも飲める水素水の良さがなくなってしまいます。
では純水をわざわざ買ってまで準備しないといけないかというとそうでもありません。
水道水から純水を作り、なおかつ水素水にまでしてくれるウォーターサーバーがあるからです。
水道水から純水を作り水素水にするウォーターサーバー
水道水を純水にして、なおかつ水素水にまでするのはクールクーという水素水ウォーターサーバーです。
水道直結で水を供給しサーバー内にあるROろ過装置で水を純水にします。
【ROろ過装置とは】
ROろ過装置とは、逆浸透膜(RO)という超微細孔フィルターを持った装置のことです。
フィルターは0.0001ミクロンという穴の径で、水道水に含まれるあらゆる不純物を除去します。
最先端の水浄化プラントでも採用されているそのろ過技術を、サーバー内に収めることで家庭でも純水を作ることができるのです。
純水にした水に電気分解方式で水素と水に分解し、水素を溶け込ませる電気分解方式で水素水を作っています。
しかも、購入すると15~30万円程度の初期費用が必要なるところ、月々9,000円で利用できる手軽さです。
クールクーの水素水の3つの魅力をまとめた解説サイトはこちら⇒
金属が溶け出したりしない?
電気分解方式のデメリットとして過去には水の中に金属が溶け出すこともありましたが、技術の進歩によりクールクーのサーバーでは電極にチタンコーティングすることで金属イオンが溶け出す心配はなくなっています。
不純物質の不安なく安心して飲み放題できます。
さらにクールクーでは水素の抜けにくい貯水タンクを採用し、6時間に1回水素の入れ直しを自動で行うため溶存水素量を高濃度に保つことができます(1.0ppm)。
常に高濃度の水素水を安心して飲むことができるのがクールクーの特徴です。
気体過飽和方式 | クールクー(電気分解方式) | マグネシウム触媒方式 | |
金 額 |
30万円~ | 月々9,000円 | 4万円~ |
特
徴 |
・取り出した水素を圧力をかけて水に溶け込ませる ・サーバー内ではかなりの高濃度になる ・常圧になると気体となって抜け出ていく |
・電気分解で水素水を生成する ・チタンコーティングで金属の溶け出し無し ・水素の抜けにくい貯水タンク採用 ・6時間に1回水素の入れ直し |
・機器がコンパクトで卓上でも使える ・溶存水素量が少ない ・水酸化マグネシウムで下痢の報告あり |
水素水を効率的に飲みたいなら、口にするときの溶存水素量と元となる水の2つのポイントはしっかりと確認を忘れずに。
安全な水に浄化し、体に吸収の良い水素量を作れるクールクーを検討してみてはいかがでしょうか。
水素水は安全な水で生成することが大事!「クールクー」の水素水コースを見に行く⇒
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