
加湿器を使うたびにいやなカルキ臭がしてきて不快に感じていませんか?
体に入ってもさほど害がないとはいえ、部屋の中に飛んでいるのを吸うのはあまり気分のいいものではありませんね。
あなたもご存知の通りカルキ臭は水道水に含まれる残留塩素が原因となっています。
カルキ抜きといえば沸騰が思い浮かぶと思いますが、その他にも簡単にできるカルキ抜きの方法があります。
次から紹介していきますので、自宅で加湿器を使うときのカルキ抜きに活用してみてください。
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水道水からカルキを手軽に抜く方法まとめ
次の方法で水道水からカルキを抜くことができます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自宅でやりやすい方法を使ってください。
水道水を汲み置きする
水道水をバケツなどの器に入れて放置するだけの簡単な方法です。
塩素は空気に触れさせることで気化する原理を利用しています。
バケツにふたをせず、直射日光が当たる場合は6~7時間程度、日陰や室内では2~3日程度の放置でカルキが抜けます。
【汲み置きのメリット】
・汲んで放置するだけ
【汲み置きのデメリット】
・飲用にはつかえない
・時間がかかる
ペットボトルに入れて振る
上記で紹介した塩素が気化する原理を利用して、より早くカルキ抜きする方法です。
やり方は、ペットボトルに2/3程度の水を入れふたを閉めて振ります。
何度か降ったらふたを開けて空気の入れ替えを行い、再びふたを閉めて振ります。
5~6度繰り返すとカルキが抜けます。
【ペットボトルのメリット】
・汲み置きより早くカルキが抜ける
・飲用として使える
【ペットボトルのデメリット】
・水を振るため体力がいる
鍋で沸騰させる
一般的によく知られている方法で、水道水を鍋に入れてコンロで沸騰させるだけでできます。
水道水を沸騰させる過程で塩素は「次亜塩素酸ナトリウム」と「トリハロメタン」に分解されます。
この次亜塩素酸ナトリウムとトリハロメタンはそれぞれ沸騰をさせ続けることで、気化して除去できます。
ただし、除去できる時間は異なり、
・トリハロメタン=15~20分以上
の時間は沸騰を続けないと除去はできません。
また、短時間の沸騰はトリハロメタンが2~3倍に増えてしまうので、沸騰してから20分程度は沸騰させ続ける必要があります。
【鍋で沸騰のメリット】
・どこの家庭でもできる
・冷まして飲用として使える
【鍋で沸騰のデメリット】
・30分程度の時間が必要
・火をつけっぱなしにするので離れられない
・ガス代(電気代)がかかる
・冷めるまでに時間がかかる
・短時間の沸騰はトリハロメタンが増加する
炭を入れる
炭には小さな凸凹や空間がたくさんあり、そこに塩素やカルキ臭が吸着され水を浄化する作用があります。
ポットなどに水道水をいれて炭を入れておくだけで時間とともにカルキが抜けるので手間がかかりません。
市販されているポット型浄水器も炭の原理を使っているため安心して飲むことができます。
【炭のメリット】
・備長炭をいれるだけ
・冷蔵庫などに入れておけばすぐに飲める
【炭のデメリット】
・カルキが抜けるまでに5~6時間かかる
レモンを入れる
レモンに含まれるビタミンCが塩素と結合し除去する仕組みを利用しています。
水1リットルに対しレモン果汁を5~6滴程度を加えるだけでカルキを抜くことができるほどの手軽さです。
【レモンを入れるメリット】
・レモン果汁をいれるだけ
・飲み水のアクセントにレモンの風味がつく
【レモンを入れるデメリット】
・レモンのにおいが付く
・加湿器に使うと故障のもとになる危険性がある
浄水器を使う
浄水器の除去能力の中に残留塩素の項目があり、80%程度の塩素を除去できます。
蛇口直結型やポット型の浄水器を使い、蛇口をひねったりポットに水道水をいれるだけでカルキ抜きができます。
ポットに入れる場合でも数分程度で浄化できるので短時間でのカルキ抜きが可能です。
【浄水器のメリット】
・蛇口をひねるだけ(すぐ使える)
・ポットにいれるだけ(数分で使える)
・飲み水として利用している家庭は多数
【浄水器のデメリット】
・浄水器を購入しなければいけない
・塩素除去率が80%程度
これらの方法を使えば、水道水のカルキを抜くことができます。
ちなみに加湿器を使っているとでてくる白い塊はカルキ抜きをしてもなくならないのはご存知でしょうか?
加湿器につく白い塊の正体はカルキではないの?
加湿器を使用しているとタンクや加湿器の出口に白い塊が付くことがあります。
この物体をカルキだと思っている人が多いですが、実は白い塊の正体は水道水に含まれるカルシウムです。
水道水には微量のミネラルが含まれていて、加湿器を使うときに少しずつ蓄積されていくのです。
ですので、いくらカルキを取り除いてもカルシウムを取り除かない限り白い塊はついてしまいます。
前述したカルキ抜きではカルシウムを取り除くことはできず、浄水器を使ったとしてもカルシウムなどのミネラルは素通りするため除去はできません。
また、水道水には残留塩素(カルキ)やカルシウム以外にもたくさんの有害物質が含まれており、加湿器を使ってわざわざ部屋中にまき散らしているようなものです。
有害物質の中には発がん性物質の存在や放射性物質の可能性もあるため、水道水を使うのではなく純水を使うべきです。
水道水を純水にするには、逆浸透膜浄水器を利用することで対応できます。
もし白い塊が頑固に加湿器内部にこびりついている場合、クエン酸を加えた水を加湿器内部に入れ
30分程度運転させてください
そうする事によって、加湿器内部にこびりついた頑固な白い塊がボロボロと面白いくらいに
取れていきます。
しかしこれは最終手段です。
頻繁に行うと加湿器が壊れてしまう原因にもなりますし、何といっても加湿している時の臭いが酷いです(苦笑)
ですから、こうならないように普段から浄水されたお水を加湿器に使用しましょう。
詳しいやり方はコチラ
↓↓↓
水道水の不純物質を除去する逆浸透膜浄水器とは?
逆浸透膜浄水器とは、逆浸透膜(RO)というフィルターを搭載した浄水器のことです。
【逆浸透膜とは】
逆浸透膜とはRO(Reverse Osmosis Membrane)とも呼ばれるろ過膜の一種です。
超微細孔の大きさ(0.0001ミクロン)の膜で、水道水に含まれるカルキやミネラルを除去することはもちろんのこと、水以外の不純物はほとんどすべて除去します。
その除去性能は高く、海水や牛乳すら真水にできるほどの能力を持っています。
水道水を逆浸透膜に通して生成される純水であれば、カルシウムは含まれていないので加湿器に白い塊がつくことはありません。
また水に含まれる不純物がほぼゼロのため、加湿器をキレイな状態で使えます。
ただし、注意点もあります。
塩素にはカビや細菌の繁殖を抑えるという効果があります。
逆浸透膜では残留塩素を取り除いてしまうことで殺菌能力がなくなるため、長期間同じ水を使用するとカビが生えやすくなります。
もし加湿器にカビが生えてしまうと部屋中にカビを飛ばすことになり、健康被害となった事例もあるので注意が必要です。
・使わないときは空にしてよく乾かす
・1週間に1回は加湿器を掃除する
また、カルキ抜きの方法を探しているということは、自宅の水道水の不純物除去対策をしていないのではないでしょうか?
水道水に含まれる有害物質を飲み続けていることになるので、自宅で純水を生成できる環境は必要だと思いますよ。
逆浸透膜浄水器はショッピングサイトで購入するできるくらい一般的になっています。
ただ、簡単に設置できる金額ではありません。
自宅で個人利用となると二の足を踏む金額ですが、わざわざ購入しなくても月々レンタルで使うという方法もあります。
それが、水道直結のウォーターサーバーです。
月々レンタルでRO水を使える水道直結ウォーターサーバー
高い金額を支払って逆浸透膜浄水器を買わなくても、月々レンタルでRO水の利用は可能です。
下記2つの水道直結ウォーターサーバーなら、料金が安くておすすめですよ♪
ウォータースタンド
RO水を作れる水道直結ウォーターサーバーで一番のおすすめは『ウォータースタンド』です。
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